はる子の不妊治療日記

32歳1人目不妊。低AMH0.38。この治療記録が1人でも多くの方の役にたてばいいな。

体質改善のための鍼灸治療はじめました

父の知人が鍼灸師をしているということで、紹介してもらい行ってきました!ずっとずっと興味はあったんですが、高そう、どこがいいかわからん、なんかこわい・・・とかそんな理由でなかなか通えず。

 

父はひどい腰痛もちで、病院でみてもらうと「脊椎管狭窄症」と診断され、治療としては手術しかない、と言われたそうですが、鍼灸の施術後腰痛が改善したらしいのです。仕事がら腰に負担がかかるので定期的に通っているみたいです。鍼をした後はとても楽になるそうです。

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ひどい腰痛と冷え性と肩こり

私ももう7、8年前から慢性的な腰痛があるんです。腰痛もちで妊娠するとお腹が大きくなるにつれとても辛いというのをどこかで読んだこともあったり、次の移植までにできるだけことをしておきたい!という気持ちもあり、ようやく通うことにしました。

 

それから不妊治療をしていることも先生に伝えると、冷え性がひどいと流れやすい(着床しずらい)らしく、冷え性も改善していくことになりました。冷え性も軽度〜重度あるけれど、私の場合、膝下から冷えているのでかなりヒドイ、と言われてしまいました・・・妊活には冷えは大敵というのは結構一般的に言われていますよね。

 

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東洋医学から学ぶ 不妊について 妊活は血のめぐり、温活から! 妊娠しやすい体をつくろう | アクティブ・ベル

 

それから私の肩をチェックして、

これはひどい・・・夜中トイレで起きることない?」と聞かれ、びっくりしました。肩こりがひどいと睡眠が浅くなってしまうらしいです。夜中トイレで起きるのも、ここ5、6年続いてる。

 

自分の心臓の音がきこえる・・・耳も不調

それから気になることがもう1つ。まだ不妊治療を始める前、1年前くらいから耳の調子が悪かったんです。ボワボワしてお皿同士がカチャカチャ当たる音やカンカン金属音、大きい音から自分の声(特に高い声)が耳に響くんです。1年前はそこまでひどくなかったんですがどんどん不調がひどくなり、自分の心臓の音までドクドク聞こえるようになり帰国してはじめて耳鼻咽喉科に。

 

「耳管閉塞症」もしくは「耳管開放症」、たぶん耳管閉塞症、と診断されました。・・・どっち?たぶん?と思ったけど・・・「不妊治療してるならできるだけ薬のみたくないでしょう?だから点鼻薬だしとくね!」と先生に言われて、ああ、優しい先生やな〜と思って処方箋もって薬局へ行くと、「あなた不妊治療中ですよね?この点鼻薬・・・妊娠してる場合、子供が奇形になるリスクがある強いお薬なんです。一度先生に電話して確認しますね!」と教えてくれました。こわすぎる・・・

 

先生に確認してもらったところ、「彼女まだ妊娠してないんでしょ?!だったら大丈夫。心配なら1日2回→1日1回でいいから」と言われたそう・・・薬剤師さんは「すごい強いお薬だから、いつ妊娠するかわからない、妊娠準備をしているなら処方箋書いた先生には申し訳ないですけどわたしはオススメしません」と言ってくださいました。

 

もちろんまだ妊娠はしてないですけど、採卵も控えていたし、迷わずやめておきました。本当に優しい薬剤師さんでとっても助かりました。それでそれ以来「また別の病院でみてもらわないとな・・・」と思いながらこの耳も不快ながら放置していたわけですが、そのことを相談すると、「それも肩からきてる!」そうです。「直したげるから、病院はもう行かなくていいからね!」と断言してくださりなんだかホッとしてとっても嬉しくなりました。

 

この日は冷え性+腰痛+肩こりに効く針、耳に効く針も追加で打ってもらい、帰宅後猛烈なだるさと眠気に襲われ気づいたら意識がぶっ飛んで爆睡してました!これは好転反応というみたいで、いままで悪かったところを刺激したために起こることみたいです。一時的に症状がもっと悪くなるらしく、体ってすごいなあ、って本当に思いました。

耳鼻咽喉科では、ヘッドホンをあてて聴力検査室で検査、それで「たぶん耳管閉塞症でしょう」って。鍼灸の先生は肩触っただけですべてわかってしまって、話が早いなあって。もちろん外科手術など緊急性を要するものは西洋医学は素晴らしいですが、体質改善などは東洋医学の方が優れているんじゃないかな、と個人的に思います。西洋医学はあくまで対処療法であって根本的なところにアプローチする治療じゃありませんもんね。

 

 

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施術後、冷たかった私の足はいつもポカポカ。本当にこのまま冷え性と腰痛、それから耳も治ってしまったら・・・一生鍼灸通いそうです!女性で冷え性の方って結構多いですから、とってもオススメします!痛くないし、絶妙〜な気持ち良さですよ!

 

助成金申請に行ってきました!

 

今年から、不妊治療の助成金に対する助成の対象範囲が広がりましたね!でも、正直まだまだ、全っっ然足りない!!!はやく3割負担になってほしいものです。

 

ちなみに、この↓「不妊治療」とは「特定不妊治療」と呼ばれる体外受精・顕微受精のことです。人工授精等は対象に含まれません。

https://www.mhlw.go.jp/content/000761345.pdf

https://www.mhlw.go.jp/content/000761345.pdf

 

 

 

先日、いよいよ助成金申請を行ってきました!

この助成金の制度は国の制度なので、日本全国どこに住んでいても受けられますが、都道府県によって必要書類、申請期限などは異なるようです。

 

そして、助成が受けられるのは国が指定する医療機関で治療している場合に限ります!厚生労働省の以下のページで指定医療機関都道府県別で調べられますよ。一度ご確認ください。
www.mhlw.go.jp

 

 

私の住む滋賀県の「不妊に悩む方への特定治療支援事業」の申請手続きの必要な書類についてはこんな感じでした。

 

  1. 滋賀県不妊に悩む方への特定治療支援事業申請書(様式 1) ※申請者自身が記入
  2. 滋賀県不妊に悩む方への特定治療支援事業受診等証明書(様式 2) ※主治医が記入
  3. 夫婦の住民票記載事項証明書または住民票(夫および妻)
  4. 院外処方、他院での治療費がある場合はその領収書原本
  5. 振込指定口座の通帳または口座番号頁のコピー

https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5243943.pdf

https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5243943.pdf

 

私は院外処方や他院での治療費は全くなかったので、1、2、3、5の書類を持参しました。夫がアメリカ国籍で夫婦別姓のため、事前に管轄の保健所に連絡して確認すると、「3の住民票で夫婦が婚姻関係にあることを証明できない場合は戸籍謄本も持ってきてください」と言われたので、戸籍謄本も持参しました。

 

結果問題なく申請書類を受け取っていただけました!時間もかからず意外と簡単でした。申請が通ると、「特定治療支援事業決定通知書」というものが送られてくるらしく、そうすると助成金が指定した口座に振り込まれるらしいです。約2ヶ月かかるそうです。

 

かかった費用は住民票と戸籍謄本で750円。

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申請に対する費用はないです。

 

 

一体いくら助成されるん?

助成制度には、大きく2種類あります。

1)体外受精・顕微受精(=「特定不妊治療」と呼ばれる)に対して国(厚生労働省)が事業費用を補助する「不妊に悩む方への特定治療支援事業」

 

2)各自治体が独自に助成を行なっている「特定治療支援事業」「特定不妊治療費助成」(名称は自治体毎に異なる)の助成制度。 「不妊に悩む方への特定治療支援事業」(国からの助成)に金額を上乗せする形で助成しているケースや、人工授精その他の一般不妊治療に助成を行なっている自治体もあります。

 

 

つまり私は

1)滋賀県から「不妊に悩む方への特定治療支援事業」(←国の制度)

2)各自治体から(住んでいる市町村が国からの助成額に上乗せする形で助成を行っている)

それぞれ助成が受けられるわけです。

 

自治体が行う助成は内容が全く違うので、お住まいの地域でどのような助成が受けられるのか、ご確認くださいね!私の住んでいる管轄の自治体では県の助成金でカバーされなかった分に対し1回5万円以下が助成されるようです。

 

と、いうことは国から30万+自治体からの5万円=トータル35万円の助成ですね。

 

 

私の不妊治療にかかった金額(悲鳴)

ですが、主治医に書いてもらう申請書類に書いてあった領収金額はナント

825,760円

 

↓これは申請用ではなく、私用にクリニックが書いてくれた領収額の内訳です。実際の支払い額は助成対象ではないものも含まれるので、申請する「領収額」とは異なるためです。これは他のクリニックではもらえるのかな?丁寧でありがたいです。

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つまり実際の支払い額はこれよりも多いってことですよ。

 

10月に採卵した分+3月末に移植した分の内容です。つまり体外受精1回分の治療費です。今回結果は残念ながらダメだったので、またチャレンジするつもりです。

 

不妊治療は治療内容によって金額は様々だとは思いますが、これで助成額35万出たところで実費は47万。実費の方が多いですよね。これでは経済負担が多すぎます。

 

少子化なんやから、全額負担でもよくない!?!?とは正直思っています。ただでさえ精神的負担の多い不妊治療、せめて早急に3割負担、お願いしたいです。

8w3d 心拍確認後の心拍停止

3回の採卵を終え、ようやく今年3月31日にはじめて移植した私たちのたまごちゃん。その後無事に妊娠陽性となり、胎嚢や卵黄嚢も確認、そして心拍確認ができたのですが・・・その次の受診で赤ちゃんの心拍が止まってしまっていることがわかりました。

 

稽留流産」と診断されました。つわりが始まり、8週目に突入した頃の出来事でした。気持ちが少し落ち着いたので、ここに記録を記そうと思います。

 

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  • 稽留流産とは
  • 受精卵のグレード
  • 移植から流産がわかるまで
  • 不妊治療と流産率

 

稽留流産とは

赤ちゃんが亡くなってしまったまま、胎嚢(赤ちゃんがはいっている袋)などとともに子宮の中にとどまっている状態をいうそうです。出血や腹痛などの自覚症状が少なく、医療機関で判明します。 

 

胎児(胎芽)が現れる時期(妊娠6〜7週)になっても、「胎児が確認できない」あるいは「胎児は確認できたが心拍が確認できない」もしくは「1度確認できた心拍がその後止まってしまった」などの兆候が認められます。

 

稽留流産が確定したら、子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内容物除去術)が必要になります。妊娠内容物は手術をしなくても、自然に体外に出ることもありますが感染や炎症のリスクを伴ったり、強い腹痛と大量の出血がある進行流産に移行し、危険な状態に陥る場合があります。(クリニックによっては、経過をみて自然に排出されるのを待つこともあるようです。)

https://kasaoka-clinic.jp/putie_seminar/過去一覧/lecture11/

https://www.matono-womens.com/ninp/ryuzan

 

稽留流産の診断についてはこちらに詳しくのっています

www.jaog.or.jp

 

f:id:iamharukosan:20210525155315p:plainhttps://aska-cl.com/miscarriage/




受精卵のグレード

わたしの友人は現在体外受精で妊娠してもう安定期に入っていますが、前回の妊娠は今回の受精卵よりもグレードは良いものでしたが流産してしまいました。今回わたしが移植した受精卵は4AAで、培養士の方に「サンプルに使いたいくらい完璧な見た目の受精卵です!」と褒めてもらったほどでした。笑 グレードはあくまでも妊娠率とは直結しないみたいですね。

 

私の行っているクリニックではCがついていなければ問題ないと言われました。とはいっても、CCで妊娠出産に至っている方もいるわけで、個人差、というかグレードよりも母体の年齢や子宮の状態など他のもののほうが影響が大きいのかもしれません。、もわたしはあると思います・・・

f:id:iamharukosan:20210525155357p:plainhttps://koume-umihara.com/archives/10982379.html




移植から流産がわかるまで

*・*・ *・*・ *・*・ *・*・ *・*・ *・*・ *・*・
3/31(BT0/2w5d)   胚盤胞移植
4/7  (BT7/3w5d)   着床確認(hcg71.1)
4/12(BT12/4w3d) 妊娠陽性(尿検査)
4/19(BT19/5w3d) 胎嚢確認(6.2ミリ)
4/23(BT23/6w0d) 生理2日目レベルの量の鮮血の出血
4/26(BT26/6w3d) 心拍確認
4/30(BT30/7w0d) 茶色黒いおりものあり、トイレでポタポタ3〜4滴
5/8  (BT38/8w1d) 心拍確認できず、稽留流産の疑い
5/10(BT40/8w3d) 稽留流産確定
5/13(BT43/8w6d) 流産手術

 *・*・ *・*・ *・*・ *・*・ *・*・ *・*・ *・*・

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不妊治療の流れと費用

一般的な治療の流れとしては、ひととおりの検査が終わったのち、問題がなければタイミング法から行い、結果が得られない場合順にステップアップする治療が行われます。結果が出なければタイミング法→人工授精→体外受精・顕微授精と、手段や方法をより高度なものに変えていきます。どのくらいで次のステップへ進むかは医師の方針、患者の不妊期間や年齢により様々ですが、一般的に5~6周期でステップアップし、2年以内に結果を出すことが望ましいとされています。一般的な不妊治療の方法は、次の3つです。

 

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みずうち産科婦人科 https://mizuuchi-infertility.jp/treatment/

 

 

 

 

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一般的な不妊治療と費用のめやす

 丘の上のお医者さんhttps://www.okanouenooisyasan.com/knowledge/infertility/05/#contents




【治療法1】一般不妊治療・タイミング法

超音波検査などで排卵日を予測し、夫婦生活のタイミングを指導していく治療法です。保険適用で1回数千円程度と、負担の少ない治療法であり不妊治療の第一歩です。超音波の回数や排卵誘発剤使用の有無で保険適用外になることもあります。検査結果に問題がなく妊娠を急がない場合、タイミング法からスタートすることができます。

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浜松町第一クリニックhttps://www.hama1-cl.jp/about_ed/infertility_ed/therapies_steps.html



【治療法2】一般不妊治療・人工受精(AIH)

排卵のタイミングでに合わせて、元気の良い精子だけを人工的に子宮に注入する方法です。人工授精の当日の朝、マスターベーション法で精液を採取します。精液の中から良好に運動する精子を選んだ後、不要な細胞成分や細菌などを取り除き、カテーテル(細いチューブ)で子宮内に注入します。体外受精より妊娠率は下がりますが、カラダへの負担・経済的負担が比較的軽いです。保険適応外なので、施設によって1回1万円~5万円と違いがあります。

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浜松町第一クリニックhttps://www.hama1-cl.jp/about_ed/infertility_ed/therapies_steps.html



【治療法3】高度生殖医療・体外受精(IVF)

体外に卵子を取り出し(採卵)、培養液の中で精子と受精させた後、受精卵(胚)を子宮に戻し、着床させる治療法です。受精卵が順調に分割して受精後2日目くらいの「初期胚」または5~6日後の「胚盤胞」の段階まで成長したら、カテーテルで子宮へ送り込みます。タイミング法や人工受精では妊娠できず、自力での受精が難しい場合が対象となります。保険が適用されず施設により1回20~70万円です。国の特定不妊治療助成事業の公的補助を受けることができます。

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浜松町第一クリニックhttps://www.hama1-cl.jp/about_ed/infertility_ed/therapies_steps.html




顕微授精(ICSI)

体外受精法と同じ方法で卵を取り出しますが、受精させるとき、卵と精子を同じ培養液に入れるのではなく、ガラス針の先端に精子を1個入れて、卵子に直接注入する方法です。体外受精費用に加えて、施設により5~15万円必要になります。精子の数が極端に少ない場合や動きが悪い場合、培養液の中で同居させても受精が起きにくいため、顕微授精が必要となります。

 

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英ウィメンズクリニック

https://www.hanabusaclinic.com/weblog/2018/09/30/体外受精か顕微授精か、その選択と結果について/

 

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浜松町第一クリニックhttps://www.hama1-cl.jp/about_ed/infertility_ed/therapies_steps.html




クリニックはどう選ぶ?

不妊治療専門のクリニックといえど、医療介入を最小限にとどめ、できるだけ高度医療を行わずに「できるだけ自然に近い形での妊娠を目指す」治療方針のクリニックもありますし、早い段階でステップアップを提案し「治療は最短で終わらせる」という方針のクリニックもあります。一般の婦人科でも一般不妊治療は行われているクリニックもあります。まずはホームページなどでクリニックの特色を見て、自分にあったクリニックをみつけるのが不妊治療の第一歩ですね。

 

 

不妊治療の助成制度

助成制度には大きく分けて2つあります。ただし助成を受けるためには、利用者の方から申告する必要があり、指定された医療施設でのみ適用されます。

1)体外受精・顕微受精(=「特定不妊治療」と呼ばれる)に対して国(厚生労働省)が事業費用を補助する「不妊に悩む方への特定治療支援事業」

 

2)各自治体が独自に助成を行なっている「特定治療支援事業」「特定不妊治療費助成」(名称は自治体毎に異なる)の助成制度。 「不妊に悩む方への特定治療支援事業」(国からの助成)に金額を上乗せする形で助成しているケースや、人工授精その他の一般不妊治療に助成を行なっている自治体もあります。

 

厚生労働省不妊に悩む方への特定治療支援事業」

https://www.mhlw.go.jp/content/000761345.pdf

https://www.mhlw.go.jp/content/000761345.pdf

 

厚生労働省不妊に悩む方への特定治療支援事業 指定医療機関一覧」

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047346.html

 

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菅首相が、今年から不妊治療の助成金制度について、所得制限を撤廃したり、助成額の見直しをしましたが、これは1)の体外受精・顕微受精に対して国(厚生労働省)が事業費用を補助する「不妊に悩む方への特定治療支援事業」の内容です。

 

申請の方法や期間、条件などは自治体によって異なります。不妊治療を受ける予定があれば、お住まいの地域でどのような助成を受けられるのか、できるだけ早めに確認をして、上手に活用しましょう。






参考

https://ivf-kinoshita.com/treatment/index3.html

https://katsuragawa-lc.com/ninkatsu_guide/不妊治療にはどれくらいお金がかかる?/

https://www.huninsho.jp/treatment/















意外と多い、不妊で悩む人たち

こんにちは!

みなさんの周りで、不妊治療をしている人・もしくは不妊治療の末生まれたこどもたちはどれくらいいますか?私は不妊治療を始める時、周りで不妊治療について相談できる人といえば、地元で不妊治療について妊活サロン(不妊治療や流産、不育症など、妊活について相談しあえるような場を作る活動)をしている1つ上の女性くらいでした。

 

しかし、いざ周りに「不妊治療のため帰国します」と打ち明けてみると、友人の中でも「自分も不妊治療したよー」という子がいたり、「お姉ちゃんが不妊治療でだいぶ長い間頑張っていた」と教えてくれたり、びっくりするくらいあっという間に不妊治療ネットワークが広がりました。

 

不妊で悩んでいる人・悩んだことのある人は、思っているよりも多い。それがわたしが実際に肌で感じたことです。今回は、不妊の人はどれくらいいるのか?不妊治療によって生まれたこどもたちはどれくらいいるのか?など、不妊の「現状」について書いていきます。

 

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3組に1組が不妊で悩んでいる!

妊娠を希望しながら思うように妊娠が成立せず、人知れず大きなストレスを抱えている人は少なくありません。国立社会保障・人口問題研究所「2015 年社会保障・人口問題基本調査」によると、2015 年に日本では、不妊を心配したことのある夫婦は3組に1組を超えていますそのうち不妊治療や検査を受けた経験がある(または現在受けている)夫婦は全体で18.2%、子どものいない夫婦では28.2%に上ります。これは、夫婦全体の5.5 組に1組に当たります

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不妊についての心配と治療経験 https://seem.life/lab/438

データは国立社会保障・人口問題研究所「2015 年社会保障・人口問題基本調査」よりhttp://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/NFS15_reportALL.pdf




クラスに2人はいる!?体外受精・顕微受精でうまれたこどもたち

現在では少子化傾向と逆に、生殖医療により誕生する子どもの数は年々増加しています。2018年の日本国内における体外受精・顕微受精の治療周期総数*は454,893件。またこの治療を用いたことによる出生児数は過去最多の5万6979人だったことが、日本産婦人科学会の調査でわかりました。この年の総出生数の91万8400人に占める割合は約6%となり、およそ16人に1人が体外受精・顕微受精で生まれた計算になります。約30人のクラスだと、その内約2人は生殖補助医療によって生まれている計算になりますね。

 

*治療周期総数・・・不妊治療は、月経の周期に沿って行われます。月経の「一周期」とは、月経開始日(出血が始まった日)から次の月経開始の前日までのことをいいます。治療周期数とは治療が行なわれた周期数を表します。(≒治療件数)



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厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf

 

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公益社団法人日本産科婦人科学会「ARTデータブック(2018年)」

http://fa.kyorin.co.jp/jsog/readPDF.php?file=72/10/072101229.pdf

厚生労働省 人口動態統計の年間推移(2018)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei18/dl/03_h1.pdf

 

 

移植の方法としては、受精卵を凍結せずに移植を行う方法(新鮮胚移植)と、受精卵をいったん凍結し、後日子宮内膜を整えた後、凍結した受精卵を溶かして移植する方法(凍結融解胚移植 Frozen-thawed Embryo Transfer:FET)があります。

 

FETは当初、新鮮胚移植に使用しない胚を後日あらためて用いるために導入されたものでした。しかし2007年頃より凍結・融解技術の進歩により、受精卵の生存率は非常に良くなり、FETによる治療の効果が高いこともわかってきており、最近ではFET(凍結融解胚移植)による治療は増加傾向にあります。2018年に生殖医療により誕生した子どもの約8割に、FET(凍結融解胚移植)が用いられています。

 

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公益社団法人日本産科婦人科学会 https://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2018data_20201001.pdf

年別のFET出生児(凍結融解胚移植による出生児) ・ICSI(顕微受精後、新鮮胚移植による出生児)・IVF(一般体外受精後、新鮮胚移植による出生児)の推移。年々FET出生児の割合が増加している。




今後、不妊に悩む人はますます増加する

最近ニュースやテレビでも、不妊治療について見聞きする機会が増えました。近年日本では、不妊に悩むカップルは増加傾向にあります。晩婚化や子宮内膜症など病気の増加の影響、さらにはストレスなどによる勃起障害やセックスレスなど、健やかな妊娠・出産を阻む要因が多く指摘されているのです。医療技術が進歩し、寿命が長くなった今日においても、出産に適した年齢は昔と変わっておらず、加齢によって子どもを授かりにくくなると言われています。

 

約40年前の1980年、日本女性の平均初婚年齢は25.2歳、そして第一子出生児の母の平均年齢は26.4歳でした。これが2019年にはそれぞれ29.6歳、30.7歳になりました。この40年で、4歳以上も晩婚化・晩産化が進んでいるのです。

 

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厚生労働省 第一子出生時の母の平均年齢の年次推移 第一子出生「30歳超え」が定着

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai19/dl/kekka.pdf

 

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内閣府 平均初婚年齢と出生順位別母の平均年齢の年次推移

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2019/r01webhonpen/html/b1_s1-1-3.html

このように女性の出産年齢の上昇は、「子どもが欲しい」と思ってもなかなか妊娠しないカップルの割合の増加につながっていると考えられます。実際不妊治療のなかでも、体外受精や顕微授精といった生殖補助医療を選択するカップルは、年々増加する傾向にあります。今後もおそらく、こうしたカップルは増えていくと予想されています。

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公益社団法人日本産科婦人科学会 https://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2018data_20201001.pdf

近年、FET(凍結胚移植) ・ICSI(顕微受精)・IVF体外受精)の治療周期数はそれぞれ増加傾向にある。








不妊とは?

わたしは妊活をスタートするとき、まさか健康なわたしたちが1年後、不妊でクリニックに相談するなんて思ってもいませんでした。30歳から妊活スタートをスタートし、自己流妊活を1年間頑張ったわけですが、今思えばこの1年という期間は本当に貴重なもので、もっとこうしておけば良かったとか、もっと計画的なアクションがとれたんじゃないか、そうすれば今頃・・・と考えてしまうことがあります。

 

後述しますが、女性の妊娠率は年齢とともに下がっていきます。限られた時間をどう使うのか、これから妊活をはじめていこうという方は、ぜひ後悔しないよう、まず不妊について知って欲しいのです。

 

 

不妊とはなにか?受診のタイミング

妊活をはじめてもなかなか妊娠できない時、実際にクリニックでカウンセリングや治療を受けるまでに、どのくらい自分たちでトライするべきなのか悩む人も多いと思います。「不妊」とは、なんらかの治療をしないと、それ以降自然に妊娠する可能性が極めて難しい状態をいいます。妊娠を望む健康な男女が避妊をせず性交すると、一定期間内に妊娠します。

 

日本産婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。世界保険機構(World Health Organization:WHO)では、2009年から不妊症を「1年以上の不妊期間を持つもの」と定義しています。さらに米国の生殖医学会では2013年に、「不妊症と定義できるのは1年間の不妊期間を持つものであるが、女性の年齢が35歳以上の場合には6ヶ月の不妊期間が経過したあとは検査を開始することは認められる」と提唱しています。

 

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年齢別1年以内の自然妊娠率 https://ninkatsutips.com/hunin_teigi_genin/

 

健康な男女が避妊をせずに定期的に性交渉した場合、1年で8割のカップルが妊娠すると言われていますが、それはあくまでも20代の場合の可能性であることが上の図からもわかりますね。30歳を超えると、1年で自然妊娠できるカップルの割合は63%、つまり約1/3のカップルが妊娠に至っていないという事になります。

 

また、女性側の月経不純や排卵障害(排卵がうまくできていない状態)、子宮筋腫子宮内膜症等を合併している場合は不妊症である可能性が高くなります。男性側がうまく射精ができない場合(性機能障害)にも、不妊症の診断・治療が必要となります。このように病気や不安要素がある場合、妊娠しない期間が1年未満であっても、この一定期間を待たずに早期に治療を開始することが効果的である場合もあります。

 

 

年齢を重ねるほど不妊リスクは上がる!

「妊娠しやすさ」は、女性の年齢によって大きく変わることがわかっています。年齢が上がるに従って妊娠しやすさは低下していき、30代後半になると年々妊娠しにくくなっていきます。下の図をみると30歳前後から、妊娠率・生産率は下がり始め、35歳から急激に低下、逆に流産率は35歳から急激に上昇しているのがわかります。

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ART*による年齢別の妊娠率・生産率・流産率 https://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2018data_20201001.pdf

 *ARTとはAssisted Reproductive Technology(生殖補助医療技)の略。採卵、体外受精IVF)、顕微授精法(ICSI)、胚移植(ET)、卵子・胚の凍結保存ならびに凍結胚移植等の技術に対する総称。一般不妊治療で実施される人工授精では、精子だけを取り扱う技術になるので、ARTには含まれない。

 


妊娠するには、受精できる健康な卵子排卵していることが重要です。女性の年齢が45歳前後になると、規則的に月経がきていても排卵が起きていなかったり、たとえ排卵や生理が順調に起こっていても、卵子の質は年齢とともに低下していきます。妊娠・出産に至る強い卵子をつくりだすことができなくると、たとえ体外受精を行っても妊娠できる可能性は低くなってしまうのです。

 

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女性の年齢による卵子の質 https://extendfertility.com/your-fertility-3/egg-quality/

 

 

女性不妊と男性不妊は同じ割合

女性に原因がある場合を女性不妊、男性が原因の場合を男性不妊と分類されています。「不妊」というと女性だけの問題と思われがちですが、決してそうではありません。男女共にほぼ同じ確率であり、男性も不妊時には一緒に検査を受ける必要があります。不妊症の約3分の1は女性のパートナーに起因し、3分の1は男性のパートナーに起因し、20%は両方のパートナーの問題の組み合わせによって引き起こされ、残り20%は原因不明です。

 

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不妊の原因

https://www.invitra.com/en/sterility-causes

(Female infertility = 女性不妊、Male infertility = 男性不妊、Mixed infertility cause = パートナーの問題の組み合わせによる不妊、Unexplained infertility = 原因不明)

 

 

妊活スタートと同時にクリニックへ

私の主人の友人夫婦は、妊活スタートと同時に、クリニックへ相談に行ったそうです。不妊治療を始める前の私であれば「え?なんで?」と思うところですが、今の私からするとすごく計画的だと思います。不妊治療専門のクリニックではなく、一般的な婦人科でも妊娠にむけてアドバイスをもらえます。自己流妊活を続けるより、プロのアドバイスをききながら妊活した方が、妊娠への近道になるはずです。「私って不妊なんだろうか」「いつ妊娠できるんだろう」・・・と不安や焦りの気持ちをかかえて妊活されている方はたくさんいると思いますが、まずはクリニックへ受診されることをおすすめします。わたしはクリニックを受診するには早すぎることはないと思っています。

 

 

参考

一般社団法人日本生殖医学会

https://www.invitra.com/en/sterility-causes

公益社団法人日本産科婦人科学会

https://www.invitra.com/en/sterility-causes

世界保険機構(World Health Organization:WHO)

https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/infertility

アメリカ生殖医学会

https://www.reproductivefacts.org/faqs/frequently-asked-questions-about-infertility/q02-what-causes-infertility/

不妊治療のためにアメリカから帰国しました

こんにちは!

31才から不妊治療をはじめた治療歴1年目、現在32才のはる子です。主人と一緒に、不妊治療のために去年アメリカから帰国をしました。この治療日記が1人でも多くの方の役にたてばいいなと思っています。

 

 


31歳で妊活スタート

1つ年上の主人とはそれぞれ24歳・25歳のときに結婚。2人とも子供はいずれ欲しいな〜と思っていましたが急いではいなくて、結婚後はアメリカで暮らしていました。結婚7年目にしていよいよ赤ちゃんを向かい入れる心と環境の準備ができたとき、希望いっぱいに始めた妊活。しかし毎月毎月リセットの繰り返しでした。

避妊しなければすぐにできるものだと思っていたので、当時はリセットが来るたびに本当に本当に落ち込みました。主人は「そのうちできるよ〜」と言ってくれるけど、これではアカン・・・。私はすぐにでも授かりたい思いだったので、「1年トライしてだめだったら病院に行こう」と、主人と約束しました。今思えばあの頃は、授かりたい想いが大きすぎて毎月毎月頑張りすぎていて、私にとっても主人にとってもプレッシャーで、精神的にきつい妊活生活でした。

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なぜアメリカから日本に帰国したか

自己流妊活から日本帰国までの流れをまとめてみました。アメリカの医療システムは、自分の主治医・プライマリードクターというものがいて、なにかあったとき、まずはその人に相談・診てもらう必要があります。その後必要に応じて他の科の先生とのアポイントメントをとってもらえます。



  • 2020/4/15 病院のウェブページから主治医に「1年間トライしても出来なかった、不妊治療に進みたい」旨を主治医にメールで伝えると、婦人科の先生とのビデオチャット(ビデオ診察)を予約してくれると返信あり。
  • 2020/4/29 婦人科の先生とのビデオチャット(コロナのため)。まずは2人とも血液検査の必要があるということと、不妊治療の先生に紹介状を書いておくので、そちらから後日連絡があるまで排卵検査薬を使って妊活するよう言われる。
  • 2020/5/16 私の血液検査(生理2日目)・・・ホルモン値を調べることで卵巣の機能を調べることができる。また、風疹や梅毒などに対しての抗体があるかも検査する。今後の治療プランを立てる上での基礎的な情報がわかる。
  • 2020/5/18 不妊治療専門科から電話。ちゃんと生理中に血液検査に行ったかの確認と、今後のドクターとの電話診療の日程を決定。それまでに各自質問フォームへの回答を提出するよう言われる。
  • 2020/5/26 不妊治療専門医と電話診療。私の血液検査の結果+2人の質問フォームに基づいて今後のおおまかな検査の流れと費用を伝えられる。AMH*が低い私(血液検査により判明)は、体外受精を強く勧められる。しかしコロナの関係で不妊治療科は閉められていて、いつ再開されるかわからない、再開されても先に待っている人がいるので、希望のタイミングで治療を受けられない可能性があることを伝えられる。
  • 2020/5/26 わたしたちの入っている保険では不妊治療は全くカバーされないことを保険会社に確認。(アメリカでは一般の保険でも不妊治療がカバーされないことが多い)
  • 2020/6/21 日本帰国!そして2週間の隔離生活
  • 2020/7/20 日本で不妊治療クリニック受診(コロナのため1ヶ月以内に海外渡航歴のある人は受診できない決まりだった)

 

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*AMHとはアンチミューラリンホルモンの略。血液検査によって、卵巣内にどのくらいの卵子が残っているかという、卵子の目安の在庫を知ることができる。必ずしもAMH値が高ければ高いほどいいわけでもなく、仮にゼロに近い数値であったとしても妊娠できないわけではない。AMH検査はあくまでも卵子の在庫数を知り、個々のAMH値に合わせた治療計画をたてるために行う。

参考 https://www.ilacy.jp/remi/post_181218.html

 

 おどろきのアメリカでの治療費

5/26に伝えられたおおまかな体外受精1回にかかる金額は28,000ドル(約300万)でした。保険のカバーもなし。助成金もなし。その他にも検査費がかかるしそもそも体外受精が1回で成功するとも限らない。なによりわたしたちは子供最低2人は欲しいと話していましたし、2人目も体外受精だと600万。アメリカで行った血液検査と不妊治療専門医との面談だけで既に1000ドル超え。

 

アメリカでの不妊治療の現実を知り、現実的ではないと判断し、この日に2人、日本に帰国しようと決め、すぐにチケットをとりました。日本でも不妊治療はまだまだ保険もきかないし高額ですが、助成金の制度もあるし、体外受精1回にかかる費用も比べ物になりません。

現在人工授精1回を経て採卵3回を終え、いよいよはじめての移植も終えました。次回のブログから、私が実際にクリニックで行った検査内容やこれまでの治療にかかった費用、助成金についてなど不妊治療のあれこれをシェアしていきます。

 

不妊治療をこれから始めようと思っている方や現在治療を受けておられる方、もしかして自分は不妊じゃないか・・・と不安な方、不妊治療についての情報を集めている方、いろんな方に読んでいただきたいです。

 

16人に1人が体外受精で生まれている

2018年に体外受精で生まれた子供は過去最多の5万6979人だったことが日本産婦人科学会が2020年10月1日に公表した調査でわかりました。体外受精児は年々増えており、厚生労働省の統計ではこの年の総出生数は91万8400人で、およそ16人に1人が体外受精で生まれた計算になります。16人に1人・・・クラスに2人くらいいるって思ったら、すごく多いって思いませんか?残念ながら全員が無事に赤ちゃんを授かることはないですから、不妊で悩んでいる方はもっともっと多いのです。

 

 

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参考

https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000706110.pdf

https://www.asahi.com/articles/ASNB15J73NB1ULBJ008.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa399653f003c9f4ba22592d2fc58b7413720b9b